Poppin' Lovin'

音楽を聴いて感じたことや好きな曲について語るブログです。J-POPを中心に、一曲入筆や突発企画的に音楽について書いていきます。よかったらゆるりと楽しんでいってください。

<ライブレポート>櫻坂46 アリーナツアー『1st TOUR 2021』@丸善インテックアリーナ 2日目

櫻坂46 1st Tour 2021 ロゴフラッグ

1st Tour 2021 ロゴフラッグ

櫻坂46の『1st TOUR 2021』に行ってきました。
10月10日(日)、丸善インテックアリーナでの大阪公演2日目。

ライブビューイングのデビューカウントダウンライブや他配信は見ていましたが、初めて会場で櫻坂46のライブを見ました。

櫻坂のスタートから約1年が近づいてきたこの時期。曲数も増えてグループの色が広がりはじめた初ツアーを主観たっぷりに語っていきます。

f:id:hopping_silk:20211013000426j:plain

会場の丸善インテックアリーナ・外観

会場メモ

イデアの凝った素敵な祝花がずらっと1周にわたって設置されていました。全面埋め尽くされている素敵な光景。
推しメンへの愛がたくさんあふれてて、全部見てまわりたくて1周しました。Twitterにもたくさんアップされています。

セットリストと演出について

セトリの流れがわりとはっきりゾーニングされていた気がします。

  • 序盤ーダンスナンバー&キュートさで楽しく
  • 中盤ー歌詞が染みるカップリングの名曲ゾーンで魅せる
  • 終盤ー代表的な楽曲のオンパレードと新曲で盛り上がり最高潮
  • アンコールー感動で涙が止まらない

といった感じ。映像や小道具でストーリー性をより具現化していて櫻坂46らしい世界観が光る演出だったと思います。

どの曲の前か忘れてしまったのですが雨の儚さから繋がったものだったり、Microscopeの楽しいパレード感だったり。最終の地下鉄に乗っての電車風トロッコも素敵でした。

個人的な推しポイント

  • 無言の宇宙が神曲。たくさんの人に広まってほしい。
  • 「まだまだぬるいんちゃう~?もっと~!盛り上がれ~」的な思寂後のみいちゃんの煽り
  • 銃を撃ち抜く保乃ちゃんの表現
  • Microscopeのおぜかわの極み
  • まつりちゃんのヘアスタイル(お団子ヘア?)が似合っててキュート
  • 流れ弾の保乃ちゃんのモノマネしてよーって言われたときの「なんでよー」るんちゃんのかわいさ。からの「理佐さんもやってましたよね!?」って振ったことと、驚いて「るんちゃん!?何言ってるの!?」といった反応からのハグ。そしていじってる感じのモノマネ(笑)
  • 上記のモノマネ後に、目を合わせて同じような顔してる絡みの理佐るんイチャイチャ三部作(言い方)

ライブ全般の流れ書き

Dancing & Cute

田村保乃さん・藤吉夏鈴さん・山﨑天さんの大阪メンバーによる影ナレから、これまでのライブ映像がオーバーラップしていくOvertureでドキドキが高まります。

メンバーが後方階段から上がってきて待機。映像が終わると同時にリフトでセンターの森田ひかるさんが登場!この始まり方がかっこよくてシビれました。

オープニングを飾ったのは『Dead end』。
まるでオープニングのために作られたかのような相性の良さ、これ以上ないスタートです。疾走感にあふれたブラスサウンドが心地よいアップチューン。クールに決めつつも時おり見える笑顔に心踊りました。

スパンコールのような装飾がセットされていき、続いて披露されたのは『Plastic regret』~『半信半疑』のダンスが特徴的な楽曲。生で見る天ちゃんのアイソレ最高でした。きらちゃんもかっこよかった!

最初のMCが終わると可愛さあふれるゾーンに。『Microscope』~『君と僕と洗濯物』で縦横無尽に回るメンバーの姿、次々と映し出される色とりどりな笑顔にほっこり癒されました。

夏鈴ちゃんの「ただいまー!」や、小池美波さんのとてつもなくやわらかい笑顔、尾関梨香さんのほがらかなはにかみの破壊力が凄まじく、桃源郷に迷いこんでしまっかのよう…(失礼。取り乱しました笑。)
あまりにも可愛らしくて胸キュンしっぱなしでした。

じっくり聴き浸るゾーン

『偶然の答え』の切なく奥ゆかしい世界観を繊細な表情で描く藤吉夏鈴さんの表現にとてつもなく引き込まれた後、W-KEYAKI FESでも披露されていた森田ひかるさんのソロダンスから続く『ブルームーンキス』。

櫻坂46の中でも際立って大人のムードがあふれる楽曲であると同時に、ペンギンダンスが取り入れられたキュートな一面も。一線を越える葛藤・心の揺れ動きの表現に引き付けられます。

そして『最終の地下鉄に乗って』~『思ったよりも寂しくない』の感動ゾーン。光で地下鉄をかたどったトロッコに乗って移動したり、おもさびではキャンプファイヤーの演出があり、メンバーの弾ける姿が素敵で感無量でした。

メンバーの煽りも受けてもっと盛り上がっていきましょう~!と続いて披露されたのは『それが愛なのね』。歌謡テイストの楽しいリズムとスティックバルーンのクラップが相性ばっちり!

この部分の関西グルメ&関西弁MCは後ほどまとめ書きします。

クライマックスでたたみかける代表曲

重厚感と軽やかさが同居する1stシングル『Nobody's fault』で後半スタート。そして糸から布の演出に変わり花吹雪も舞った、『なぜ恋をして来なかったんだろう?』の百花繚乱っぷりはまさに華々しく櫻坂の魅力が存分に感じられました。

Buddies(ファンの総称)ならきっと思い入れが強いであろう名曲『Buddies』。MVでも印象的な2番始まってすぐの一人ひとりの仕草も愛おしくて、天ちゃんの「好きやでー!!」で涙がこぼれそうに。

天ちゃん、本当にどんどん大きくなって堂々とした姿がかっこいいです。どれだけ希望をもらってるか。記事を書きながら思い返してうるうるしています。

もうライブもクライマックス。まだ披露されてなかった2ndシングルの『BAN』。ついにきました。テレビでのパフォーマンスや配信ライブを通じてでも強烈に魅せられる曲ですが、実際に生で観てみるとダンス・表情・気迫、あらゆる表現が別次元といったとんでもない曲だなと。
違うスイッチが入っているというか、まさに狂喜乱舞といった感じで素晴らしかったです。

『BAN』が終わるとシリアスなムービーが流れ、そのまま新曲&3rdシングルの『流れ弾』に。田村保乃さんが銃を撃ち抜く仕草を始まりと終わりにやっていたのですが、そのときの表情が挑戦的かつ新しい魅力を感じてよかったです。

現代の行き過ぎた反応に対するカウンターアクションのようでもあり、流れ弾に屈しない強い想いが表れていたように思います。

感無量のアンコール

アンコールは『無言の宇宙』。センターの渡邉理佐さんを中心に描かれる神秘的な日常の世界観が最高に美しくて。
MVを観ても素敵でしたが、やはり直接聴けるのは格別ですね。歌詞が染みます。穏やかで包み込まれるパフォーマンスとともに宇宙が広がっていくように心に響いてきました。

最後のMCで無言の宇宙やライブの感想を話した後、定番の『櫻坂の詩』で締め。ペンライトを櫻ピンクのカラーに統一してほしいとゆっかー(菅井友香さん)からお願いがあり、櫻色で染まった会場と振り付けに連動する動きなどの一体感が最高でした。

温かい感情が伝わってくるメンバーみんなの歌声を聴いていたら自然と涙がこぼれていました。ライブに来られてよかったなあと、ありがとうの気持ちで胸がいっぱいになりました。

MCまとめ

大阪出身の藤吉夏鈴ちゃん。バイクの音を聞いて大阪に帰ってきたなあ~と実感したみたい。

まつりちゃん(松田里奈さん)。2019年、まさにこの丸善インテックアリーナでおもてなし会を開催したと懐かしんで、帰ってこれたことを嬉しそうに話していました。

<好きな関西グルメ>

  • ぺーちゃん(渡辺梨加さん)→りくろーさんのチーズケーキ
  • きらちゃん(増本綺良さん)→明石焼き(いのりちゃんが入って玉子焼きでもあるんですよねと解説していました。実は茶色いソースでどうやらたこ焼きだった模様、笑)
  • 大沼ちゃん(大沼晶保さん)→ギョーザの点天
  • 葵ちゃん(原田葵さん)→明治軒のオムライス

<関西弁トーク

  • あかねん(守屋茜さん)→「会いたかったてん~」的なファンに向けての台詞(きらちゃんにもう少しちゃんとしてほしかったみたいな感じに言われてて笑ったけど、他の場面等で照れてる表情がキュートでした。)
  • 大沼ちゃん→「何なん!?」(きらちゃんと夜な夜なLINEで何なん合戦をしているそうで笑)
  • ぺーちゃん→「パンがめっちゃ好きやねん🎵唯衣ちゃん、滋賀にもおいしいパン屋さん、あるん?」
    前述のりくろーおじさんのチーズケーキの差し入れがあるって聞いたら、見たことない速度で走ってたって誰かが言ってたのですが、そりゃかわいいなあと笑

振り返って

華やかで力強くて繊細な表現に魅せられた最高の時間でした。強い芯を持ちながらも、ただただ寄りそってくれるような音楽とメンバーの根っこの想いが伝わってくるライブだったように感じました。

初めてだったことも理由なのか、歌詞がいつも以上にじんわりと染みわたってきた気がしました。またゆいぽん(小林由依さん)が帰ってきてみんな揃った姿で観られる日を心待ちにしています。

ありがとう、櫻坂46。

sakurazaka46.com