<ライブレポート・ネタバレ含>竹内アンナ 弾き語り TOUR 2021 atELIER-アトリエ-@大阪市中央公会堂
2020年の音楽(邦楽)マイベストソング
2021年になりました。新年おめでとうございます。
昨年にアップするつもりが、年が明けての投稿に。
2020年はサブスクシーンを中心にしながら、SNSやYouTubeを通してみんなで一緒に楽しめるような曲だったり、多くのカバー曲も話題になった一年だったなと思います。
曲の感想も文章として残したいなと思い、2020年のJ-POP、邦楽のマイベストを独断と主観で選曲しました。
よかったら気軽に読んでいってくださいね。
(順番に特に意味はなく、アーティスト名の五十音順に記載しています。)
続きを読むシングル『Nobody's fault』/櫻坂46【Disk Review】
2020年12月9日にリリースされた、櫻坂46の1stシングル『Nobody's fault』。
恋愛のテーマをメインに、欅坂46の良さを受け継いだ芯の通った安心感と可憐な魅力。新しい風が吹いてくるような美しく力強いその内容にフィーチャーしていきます。
<形態別の収録曲>(※サブスクリプションのSpecial Editionは全曲収録)
- 共通:『Nobody's fault』『なぜ 恋をして来なかったんだろう?』
- TYPE-A:『半信半疑』
- TYPE-B:『Plastic regret』
- TYPE-C:『最終の地下鉄に乗って』
- TYPE-D:『Buddies』
- 通常盤:『ブルームーンキス』
欅坂46からの改名を経て、再始動した櫻坂46。
デビューシングルとなった『Nobody's fault』は7曲どれも違う良さがあって、たくさんの魅力を楽しめる1枚です。
何がすごいって、いち早く披露された『Nobody's fault』はもちろん、MVがYouTubeで公開されている『なぜ 恋をして来なかったんだろう?』『Buddies』を筆頭に、カップリングのどの曲も、表題曲と感じるほどのクオリティ。
櫻坂46になってソロパートが多くなり、一人ひとりの歌声が際立っている印象がするのも嬉しいところです。
恋愛の曲では、恋模様と明るい未来が可憐に咲き乱れる『なぜ 恋をして来なかったんだろう?』、駆け引きの心情が浮かんでくる歌謡テイストの『半信半疑』、無機質な後悔を歌ったエレクトロポップ『Plastic regret』、美しいメロディーに乗せて恋の高鳴りを描いた『ブルームーンキス』。
大人っぽく自立した女性像とかわいらしさのバランス感が印象的で。
いずれも秋元康さんプロデュースの大所帯グループの中では、等身大よりも少し上の年齢層を意識したような視点なのかなと感じました。
全体的に「恋愛」のイメージを押し出していながら、そうでない楽曲も最高で。
決意や希望を歌った『Nobody's fault』『Buddies』『最終の地下鉄に乗って』が特に素晴らしく。個人的にはこの3曲推しです!
ノバフォのような現実を受け入れつつも立ち向かっていく姿勢、もうダメだというときに受け止めてくれるような『Buddies』の包容力、リスナーの心情に寄りそい、日々を後押ししてくれる『最終の地下鉄に乗って』。
どのナンバーも多面的に生きる希望を与えてくれる力強い楽曲です。
いい作品を作りたいと一貫してこだわっている櫻坂のメンバーの意気込みをとても強く感じられる1枚。
もちろん、これまでのイメージとは少し変わった楽曲そのものが素晴らしい中でも、新しい風を吹かせたメンバー自身の魅力がたくさん表現されているのが嬉しくて。
櫻エイトのシステムをこれからどう活かしていくのかも気になりますね。
メンバー一丸となって全員で輝こうとする未来に向かって。ともに進まずにはいられなくなる最高のデビューシングルです。
※後の1st TOURライブ参戦記も書いています!
<ライブレポート>櫻坂46 アリーナツアー『1st TOUR 2021』@丸善インテックアリーナ 2日目 - Poppin' Lovin'
Buddies/櫻坂46【一曲入筆】
櫻坂46、1stシングル『Nobody's fault』のTYPE-D収録曲。解き放たれるような開放感。個人的に収録曲の中でも一番好きな歌です。
11月27日にMV公開、12月9日CD&配信リリース。
YO!のフレーズが印象的。
壮大なサウンドに乗って、まっすぐで晴れやかなメンバーのみなさんの歌声が清々しく入ってきます。
歌詞にも出てくるのですが、聴いていて穏やかになれるようなやわらかく包み込んでくれる雰囲気の曲です。
みいちゃんこと小池美波さんの英語フレーズが個人的にキュンときます。
終始晴れやかな表情。メンバーのみなさんが美しくて。
MVでの前半の天ちゃんと齋藤冬優花さんのタッグ部分、中盤のゆっかーこと菅井友香さんと田村保乃ちゃんの肩組みシーンも最高です!
一人ひとりの歌声が際立った歌割りもたくさんの色を感じられて。
躍動感にあふれた天ちゃんの堂々としたパフォーマンス、後半のメンバーがお互いに思いあっているような振付にも目頭が熱くなります。
何をするにしても心持ちは大きいもの。
これまでの経験を胸に、新しい気持ちで走り始める彼女たちの姿勢にも後押しされるように感じました。
「自由への旅立ち」
つらいことがあったり、どうしても崩れそうなときは『Buddies』を聴いてみてください。
力の入りすぎた心をきっと楽にしてくれると思います。
感動のBuddies、ライブ初披露のレポも書きました。
櫻坂46 デビューカウントダウンライブ ライブレポ 2020.12.08 - Poppin' Lovin'
*1:ファレル・ウィリアムスと楽曲をリリースしたシンガーであり姉のManamiさんの楽曲を担当。欅坂46のグループ内ユニット、ゆいちゃんずの『渋谷川』やLittle Glee Monsterの『My Brand New Day』、乃木坂46の『アナスターシャ』などを手掛けている。聴いたあとに幸せな気持ちになれるような曲が多い印象。